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ABOUT US

美術という仕事

映画やテレビドラマ、コマーシャル、バラエティ番組などにおいて、ロケーション撮影やスタジオ撮影に必要な時代考証から、セットデザイン、インテリアコーディネート、装身具調達のほか、撮影現場の進行まで幅広く担当するのが、美術・装飾の仕事です。 美的センスのほかにも、知恵、常識、マナーや地道な情報収集により常に掘り下げられる広い知識と、最後まで成し遂げる気力、体力、さまざまなスタッフとのコミュニケーション能力が必要とされる仕事でもあります。

スタジオにセットを建てて撮影する場合、映画では美術監督、テレビでは美術プロデューサーの指示により、セットデザイナーが図面をおこし、それをもとに柱や壁、床、天井などあらゆる建具や建築構造物を制作するのが大道具の担当です。 セットの構造により、撮れる画が決まるので、美術監督や美術プロデューサーはあらゆる芝居を考慮の上、デザインをしてそれらを的確に創り上げていきます。

装飾という仕事

家具調度品、生活に携わるすべての小道具を取り扱います。 時代やその作品のシチュエーションに合わせたセットの装飾プランニングを行い、小道具のコーディネートやその調達を行います。セットの細部にまでこだわり、セットを完成させる美術セクションでの仕上げパートと言えます。その他にも、俳優が身に着ける装飾具・アクセサリー等、劇中に登場する食事などの調達も行い、特殊効果から撮影現場での対応まで、幅広く担当しています。

40年を超える歴史

1978年より映画・テレビ・CM等の時代劇、トレンディドラマ、戦争映画、SF戦隊モノ、テレビのバラエティ番組、CMなどさまざまなジャンルにわたり、美術・装飾を手がけてまいりました。トレンディドラマでは最新流行のインテリアを調達し、視聴者が憧れるようなセットづくりを目指し、また時代劇では時代を深く理解し、考証を重ねた上、説得力をもったセットを創り込んでまいりました。作品に合わせた質の高い美術・装飾を心がけています。 脚本からイメージを汲み取り、俳優の役柄や各シーンにおけるテーマに合わせて、リアルな映像美術を室内外を問わず創造するのが、東京美工の美術・装飾(アート・セットデコレーター)の仕事です。